症状と治療方法
境界型人格障害の人は、慢性的な抑うつ感がある事が多く、自分では鬱(うつ)病であると信じていることもある。本来、鬱(うつ)病なら抗うつ薬で治癒しますが、境界型人格障害の治療に薬は自殺の道具(OD)として使われがちになります。
尚、リスカ(リストカット)をしたり、
女性で、鬱(うつ)病がなかなかよくならず、医師やソーシャルワーカーに対して、破壊的で攻撃的になる場合も多々あります。
しかし、こうした事は、アダルトチルドレンのインナーチャイルドが癒せなかったために境界型人格障害になる人が多いため、自助会やピアカンを通し、体験談を語る事で改善される場合があります。
治療方法の理想と現実
家庭、生活環境の中、一人でも精神疾患等の病が生じた場合、家族全体の病と捉え、家族で治療に取り組むようにすると改善が早い。現代では、一人に病が生じても当事者を病院に行かせるだけの治療がほとんどである。医師やソーシャルワーカー任せになり、当事者に対して無関心な家族が多い。
確かに、家族は別にこれといった症状もなければ、病でもないので、無関心にもなりやすいが、直接的或いは、間接的に関係している限り、当事者に対して無関心では完治が遅れる。そして、普通の家族だとしても、家族の一員がどうして神経疾患等の病にかかるのか?家族はまさに当事者の病と関係がある。現代医療は進化しつつも、ここを改善しない限り精神疾患や神経疾患等の治療方は平行線をたどるだけとなる。 |
当事者と親との一例
治療してもらおうとして家族(親)が当事者(子供)に付き添い病院へ行く。診察の前に待合室にて待っている時、混んでいて診察時間が遅くなると当事者が不安でイライラし始める。後、辛抱出来なくなり周りをうろつく場合がある。そうすると、親が「じっとしてなさい!」と怒る。家(家庭内)でもこんな生活が続いていると良くなるどころか悪化する一方であり、その悪化した状態を見ては「全然、良くならない…!」…と再度、親は怒ってしまうのである(親のストレスのはけ口になってしまっている場合がある。)このような時、本当に当事者は良くなるのであろうか?親から怒られた事で、当事者に怒りがくすぶり(親からストレスを受け)、怒りを持ってしまった当事者はどこへ怒りをぶつければいいのであろうか?
その怒りが解消されない限り、決して良くはならないし改善へとむかわない。家族内で作られた病だからこそ家族全体で病を克服する事が重要になってくる。
退行について
俗にいう“子どもがえり”や“幼稚化”。特にボーダーラインケースから鬱傾向が過ぎた時に幼児期のようになる事がある。これは子供時代に十分に甘える事が出来なかったり、自分のわがままを聞いてもらえなかった事からこの“退行”の時期をむかえる。しかし、この“退行”が現れてきて、十分に甘える事が出来るようになると“退行”を卒業して完治にむかう。家族はこの“幼稚化”を受け入れられない場合が多く、この時期に叱ったり、蓋をしてしまうと、再度、何回か?“退行”をむかえる。十分に甘える事が出来た時は何事もなかったかのように卒業してゆき、もう“退行”をむかえる事はない。
逆ギレについて
俗にいう“逆恨み”や“反抗期”。鬱傾向が過ぎた時に憂鬱だった分を取り戻すかのごとく、躁(そう)に良く似た症状になる事がある。ボーダーラインケースはこのケースが多く、自分以外の周りの人に対して攻撃的になる。素直なところがある反面、攻撃しだすと気が済むまで続く。後、いっさい関係を持とうとしない。味方である人に対しても敵としてしまう。そして、誰も信用できなくなると症状が悪化する場合もある。
このような事は性格からきていると錯覚しやすく、親からも性格の問題として片付けられてしまい、本人は言っていくところがなくなり、誰を信用していいか?不安な日常が続く。
家庭内からおこりやすいこの境界型人格障害(ボーダーラインケース、境界例)は親から虐待や精神的虐待を受けるとなりやすくなり、アダルトチルドレンと類似する。しかし、事前にアダルトチルドレンになってから進行するようにも思える。
逆ギレする者が増えていると言う現代の親たち。しかし、その土台となって作り上げてきたのはその親である事はいうまでもない。 |
トラウマとボーダーラインケース
アダルトチルドレンは別名トラウマサバイバーとも呼ばれている。そのトラウマになった事柄を上手く解消出来ない事から神経疾患等を誘発する場合が多い。トラウマが心の傷となっている限り、それを癒せないと辛い人生を歩む事になり、その辛さの解消の仕方がわからないと別の解消の仕方を考え、実行してしまう。そして、解消されないままストレスを抱えてしまうと益々悪化する。心の防衛機制(ストレスページ内を参照)である程度、心が安定をはかろうとし、実際のトラウマも忘れてしまったかのように思ってしまう。この後、ボーダーへと移行すると何に?対して怒りを覚え、何に傷ついていたのか?さえ、忘れ去ってしまっている事が多く、何に対してストレスを抱えてしまうのかさえわからなくなってしまう。
自分への過信と喧嘩、凶暴性になる事から「自分は病ではない。」と錯覚してしまう事も多く、なんらかの形で、心療内科等へ通院しても治療が長続きしない。
トラウマやボーダーは病であって病ではない難しいところにあり、医師も難しい病は避けようとする場合も多い。現に適当に“鬱”等と診断して薬だけを処方し問診も2〜3分だけとなり、患者は不安を覚える事は良くある。薬だけではどうにもならないトラウマとボーダーは診療する方も難しく、受ける方も“良い医師”が見つからない限り癒しや完治が出来ない。 |
まず、人の話が聞けるようになることが先決となり、それには自分から“トラウマ”になった事柄を話しない限り改善の見込みはない。病を治そうという決心が必要になる。そして、良い病院を自分で探すようになると、必ずと言っていいほど、良い医師にめぐり会える。
わずかな心の持ち方から改善へと向かう。
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*合併症 → アディクション(アルコールを含む薬物依存症、嗜癖) |