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アルコール依存 (アルコール中毒とは異ります) |
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アルコール精神病 |
急性中毒
普通酩酊と病的酩酊に分けられる。病的酩酊とは、少量のアルコールの摂取で急激に意識の混濁を来たし、苦悶(くもん)、不安や激怒などの激しい精神運動興奮状態を呈(てい)するもので、問題行動を起こしやすい。後に全く記憶していないのが特徴である。
慢性中毒
身体的にいろいろな障害が起こったり、精神的にも知的能力に障害が起こる。次第に家族や社会生活上の責任感もなくなり、無関心になってくる。そのような状態のうえに精神病の症状が出現してくる。 |
- [振戦せん妄] 意識が混濁し、幻視とくに小動物や小人などが動いているのが見え、手指、舌などのふるえがあらわれるのが特徴である。
- [アルコール幻覚症] 意識は清明で悪口や非難や脅かすような声が聞こえるが特徴である。
- [コルサコフ精神病] 記銘力障害、時間や場所がわからなくなる(失見当識)、ででたらめな話を作る作話症が主な症状である。予後は悪く痴呆(アルツハイマー)にいたるものもある。
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アルコール中毒とアルコール依存症はどこが異なるのか? |
約20年位前までは、アルコール依存症とアルコール中毒は、同じとされていました。
“アルコール依存症=アルコール中毒”だったのです。 |
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アルコール依存症は入院治療が原則だったのが、アルコール依存症専門の外来通院病院が発足したのです。当時は考えられない事でした。しかし、現在では外来通院にて、診療及び治療がおこなわれています。そして、入院しなくても外来通院にて治療が出来るということで、区別されるようになってきました。 |
アルコール依存症
(慢性アルコール中毒) |
アルコールを飲んでいるときは、振戦(手の振え等)が止まり、一時的にアルコールの力を借りて、生活していきますが、次第に、連続飲酒になると、仕事が手に付かず、起きあがることもできなくなります。つまり、普段の生活が出来ない状態になるのです。
普段辛いことやストレスがたまり、アルコールの力でなんとかしようとするところに原因があり、大量に飲んでいなくても精神的な辛さを緩和しようとして飲むアルコールは、少量でも依存症となりえるのです。
ストレス社会に生きており、隠れ飲みをするようになると要注意。
最近では主婦に多い、キッチンドリンカー
アルコール飲酒→精神依存→身体依存→幻覚、妄想→入院か通院 |
アルコール中毒 |
アルコールを飲みながらでも、それなりに生きてゆき、普段の生活は出来ています。毎日が飲酒になっているにもかかわらず、普通に生活出来るのです。アルコール好き、そして、大酒家に多いこのタイプは、身体依存はあるものの、精神的なアルコール依存はありません。依存症とはここが異なる部分です。
俗にいうホームレスの人に多い。お昼でもお茶代わりに飲む。
アルコール飲酒→身体依存→普段の生活→アルコール飲酒 |
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依存症者にも年代に差があり、約15年前までは、50歳代〜70歳くらいまでの人が多く、ほとんどの人が連続飲酒を経験していますが、最近では、20歳代後半から30歳代でアルコール依存症になる人が増えています。これは、精神依存の状態で自分自身がアルコールに依存していると不安に思い、気づく人が増えてきているからでしょう。情報社会ならではです。 |
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アルコールを含む薬物摂取 → 精神依存 → 不安になる → インターネット等での情報収集 → 思い当たるところ多々ある → …専門病院へ行く → 診察→ …面接を含むカウンセリング → ミーティング(自助会) → …カプランの予防医学 |
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このように、精神的な問題をアルコールにて何とかしようとしてきた結果であり、問題は心(精神的な問題)にある。他の薬物依存も同じ事が言える。家庭内では“機能しない家族”家族の一員、もしくは全て、そして、世代間の連鎖により“アダルトチルドレン”を作ってしまいかねない。 |
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治療方法 |
いずれの薬物中毒においても、まず入院のうえ薬物の使用中止が原則である。精神症状があれば、向精神薬を投与する。
性格的な問題(アダルトチルドレン等)が背景にある場合も多く、作業療法、精神療法も必要であり、アルコール依存症の場合は、自助グループ(断酒会やAA)へ入会する事で立ち直る者が多い。 |